12 MRI造影カテーテル検査
造影検査？聞いたことはありますが、生まれて初めて経験します。
造影検査は、詳しく脳血管の状況を把握できる必要な検査です。
合わせて処置の危険性も説明されます。
動脈の一部が膨らんだり、カテーテルの刺激により血栓ができたりすることが稀にあります。
動脈瘤や血管奇形がある場合(私あります)検査中に出血の危険性があります。
造影剤によるアレルギーショックの危険性もあります。
イヤだしたくない…
万が一があったら、どうするのかなー。
初めてだから、怖くて仕方がない…
ただただ、ドクターと自分の運を信じるしかない。
手術着を着て車椅子で検査室へ。
「緊張してますねー。
血圧がすごく高いですね。
大丈夫ですよ。」
と教えてくれました。
「しょうがないじゃん…」
と心の中で思うだけにして、引きつった笑顔を返しました。
局部麻酔です。
「できたら全身でお願い！」
という気持ちです。
カテーテルの準備ができて、いよいよ造影剤が。
カーッと体の半分が熱くなり、首の後ろを通る時、バキッとなり、目はつぶってるのに、まぶたにキラキラが見えました。
熱さが怖くて気持ち悪くなりました。
吐き気は、くも膜下出血の症状ではありますが。
これはすべて造影検査の症状だそうです。
検査後は目が少し見えづらくなり、ドクターが何回かお部屋にきて
「この指を見てください」
と確認されましたが、夕方には落ち着きました。
よかった…。
その後は、水分をたくさんとって、造影剤を体外にだすことを教えていただきました。
私は、検査一つ一つがイチイチ怖い人になりました…。
大丈夫なのでしょうが、怖いものは仕方がないと、そういう自分を受け止めることにしました。
#くも膜下出血
#MRI造影カテーテル
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