16 つづき再入院、オペの日まで
入院手続きをして、病室に案内されました。
荷物の整理をしていましたら、
「オペの説明をしますので、ご本人とご家族の方お願いします。」と呼ばれました。
覚えてるいることだけですが。
開頭オペの前日に、カテーテルにより奇形部分の周りの血管を凝固剤のようなもので固めるオペをします。
その夜は、ICUにはいり、食事なし、決められた時間の水分摂取のみ、管を入れた足のつけ根は、圧迫して動かせません。
寝返りもできないので大変です。
万が一、カテーテル最中に出血した場合、そのまま、緊急に深夜の開頭オペになります。
何もなければICUで一晩過ごして、
翌朝8:00にオペ室に入り、9:00オペ開始。
オペは開始から8時間を予定しています。
後頭部は、髪を剃ります。
オペ後の生活を考慮しますので、安心してください。
(これがとても気になってました、一安心)
開いたら、頭蓋骨をはずして、奇形部分を取り除きます。
その際、出血するようなことがありましたら、輸血も伴い、命の危険も伴います、と説明がありました。
取り除いた後は、血管を縫い合わせて、頭を閉じて行きます。
その後、経過を見ますが、水頭症や感染、傷口から髄液が漏れてないかなどを診ていきます…
画像を見ながら、もっと専門用語でくわしく際どく説明してくださいました…
鳥肌が立ちました。
主人は、100%信じてくれたそうです。
私は、1%くらい自信がありませんでした。
たとえ1%でも、死ぬ時は死にます…。
それからオペ日まで3日間は長く感じました。
消灯後はカーテンの中で、もし死んでしまった時の心の準備、「思案タイム」。
眠れない…
考えても考えても、もしもに備えることは難しい。答えがでるわけがない。
そんな中、病院のコンビニにレターセットを見に行きました。
「遺書的な手紙」を書こうかと。
レターセットを手にとって、しばらく見てました。
心の中で、ブンブンと頭をふり、レターセットを戻しました。
そんなの書いたら、ホントに死ぬから、私。
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