33 「生きてるだけで丸儲け」の本当の意味を知りました。
私の両親は、3年前にくも膜下出血と脳梗塞で同じ時期に倒れ、施設にいます。
まだまだ頼りたかった母は、失語症と寝たきりで、変わり果ててます。
「母は幸せかな…?」
と、よく考えます。
後遺症の残る父も、母の状態にショックを受け、すっかり変わりました。
それから、私と姉は、2人で力を合わせて両親のお世話と子育てをなんとか両立させているつもりです。
そんな中、半年前に、私はくも膜下出血で、50%で亡くなるかもしれませんと病院で言われ、泣きながら、しっかり話すことのできる、たった1人の肉親の姉に電話をかけて、驚かせてしまいました。
私の家族のことも、もちろん考えますが、姉を1人にさせたくない…と、常に思ってました。
戻ってこれてよかったー。
心からそう思ってます。
姉の義理父の葬儀に参列した時のお話です。
「私のくも膜下出血の件」で、またまた色んな方を驚かせてしまいました。
でも、私の周りの人は必ず心にしみるお話をしてくれます。
私の今の心の栄養になってます。
ひときわ可愛がってくれている、姉の義理姉が、私に話してくれました。
明石家さんまさんの
「生きてるだけで丸儲け」のお話。
娘さんの「IMALU」さんの名前はここから名付けたというのは、私も知っていました。
でも、ここからは、世間知らずな私、初めて知りました。
1985年8月12日
日航機墜落事故はほとんどの方が知っています。日本航空JAL123便。
当初、さんまさんは、この便に乗る予定だったそうです。
たまたま「オレたちひょうきん族」の収録が早く終わったので、123便をキャンセルしてひとつ前の飛行機に乗って大阪に向かい、難を逃れたそうです。
このことに、さんまさんはかなりショックを受けたそうで、現在でも大阪東京間は、飛行機に乗らず新幹線を利用しているそうです。
本当ならば、さんまさんは、日航機墜落事故で亡くなっていたかもしれない…
そう考えることで、もう一度生かされた人生を最高に楽しみ、周りを笑顔にすることが、自分の使命であるかというふうな考えになったのではないかと言われているそうです。
このように「死」を意識して生きて来たさんまさんだけに
「生きてるだけで丸儲け」
という言葉が深いと世間に言われているそうです。
「俺は、幸せな人を感動させたいんやなくて、泣いてる人を笑わせて幸せにしたいんや」
と言われていることは、有名だそうです。
その気持ち、今の私は、少しだけですが、わかる気がします。
また勇気をいただきました。
教えてもらって本当によかったです。
たった1人の姉を頼りに生きてる私
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